専門病院としての専門性、特殊性を発揮し
安心・安全な看護を実践します。
ようこそ、松原メイフラワー病院看護部のページを閲覧して頂きありがとうございます。
当院は、リウマチ性疾病の治療を専門とする99床の一般病院として1999年5月に開院し25年目を迎えます。2020年から猛威を振るった新型コロナウィルス感染症の陽性患者様を受入れた経験から今年度は、感染症に対する更なる実践力の向上や救急診療体制の確立を目指しています。
そして、地域包括ケアシステムの推進に向けて地域包括ケア病床を増床し、患者様が住み慣れた場所で暮らし続けられるよう地域と連携を密に「地域丸ごと」を目指して取り組んでいます。
今後の看護部としての役割は、リウマチ性疾病の看護のみに留まることなく、幅広い看護の専門性を発揮することが求められています。患者様ひとり一人の暮らしや想いに寄り添い信頼される質の高い看護を目指した人材育成に取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
看護部長 松本淳子
コンセプト:
「自ら挨拶、進んで行動、ポジティブな言動で明るい職場を創る」
整形外科の手術療法・保存的療法、リウマチによる変形に対する手術、リウマチコントロール、生物学的製剤(Bio)による治療のための患者様が入院されています。
リウマチの患者様が多いため、関節の変形によるADL(日常生活動作)の低下や骨粗鬆症による骨の脆弱化等により、転倒・転落による外傷等のリスクがあり、安全第一にケアを行っています。また、高齢の患者様の入院も多く、環境の変化によって起こりうるせん妄による外傷のリスクが高く、安全・安楽に治療が受けられるように看護助手と共に心を一つにスタッフ一丸となって看護を提供しています。
地域包括ケア病棟とは、入院治療後、症状が安定した患者さまに対して、リハビリや退院支援など、効率的かつ密度の高い医療を提供するために、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を得た「在宅復帰を支援のための病床」のことをいいます。
70歳以上の高齢者が全体の約8割をしめ、認知症、長期臥症による廃用症候群を合併している患者様も多く、在宅療養に向けた退院支援、日常生活に関わる援助の他、転倒・転落予防等の安全に対する注意をはらい、住み慣れたところへ移行できるよう患者様の思いにより添った看護を実践する病棟です。
院長の専門分野である関節リウマチ疾患について、内科と整形外科の両面からフォロー出来る体制を取り、診察を行っています。治療する中で発生した問題に対しても症状に合わせてそれぞれの得意分野での取り組みが行われるように対応し、必要時は内視鏡検査、手術対応も行っています。また 関節リウマチ疾患だけでなく一般内科、整形外科、生活習慣病や骨粗しょう症、線維筋痛症そして痛み外来にも取り組んでいます。痛みでお困りの方に心身共に寄り添った丁寧な看護を目指しています。
地域医療連携室は、入退院される患者に対して介護サービスの調整や住宅環境の調整などの相談を行っています。
入院時から患者の状態、退院時の状態を予測して退院後の生活について、社会福祉士や、退院調整看護師が院内のスタッフや地域の医療機関、行政、居宅介護支援事業所などと連携して支援を行っています。