松原メイフラワー病院

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2018年10月29日:体の重心の位置、重心線について

10月も終わりが近づき、朝夕の気温差が大きくなってきました。

今回は、立っているときの重心の位置、重心線についてお話したいと思います。

 

人の重心は骨盤内で仙骨のやや前方にあります。重心の位置を足底から計測すると、成人男子で身長の約56%、女子では約55%の位置にあります。(重心の位置はプロポーションによって個人差があり、小児では相対的に高位にあるために立位姿勢保持が不安定となります。)

また、理想的な立位姿勢とは、後方および側方から観察して、次のような解剖学的指標が一直線に整列している場合をいいます。この直線はほぼ重心線に近似しています。

1⃣側方バランス

後方から見て、つぎの5指標が同一面にあって、垂直であるとき、側方バランスが良い。

①後方隆起②椎骨棘突起③殿裂④両膝関節内側の中心⑤両内果間の中心

2⃣前後方向のバランス

側方から見て、つぎの5指標が同一面にあって、垂直であるとき、前後方向のバランスが良い(成人男性)。

①耳垂のやや後方②肩峰③大転子④膝関節前部(膝蓋骨後面:膝前後径の前1/3⑤外果の前方

201810リハブログ

それぞれの指標と上の図を照らし合わせて、運動開始時、動作時などに、意識してみてさい。