松原メイフラワー病院

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2018年7月23日:腰痛について

腰痛の原因

腰痛症の原因はさまざまですが、腰痛のうち原因が特定できるものは15%程度と言われています。代表的なものは圧迫骨折や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などがあります。

一方、残りの85%はX線などの検査をしても原因が特定できないと言われています。このような腰痛では生活習慣や姿勢、ストレスや不安など心の状態が影響していることもあります。

今回は、腰痛に対する体操をご紹介したいと思います。

腰痛体操1

ウィリアムスの腰痛体操は、腹筋・大殿筋・ハムストリングス・背筋群のストレッチを行うことで、腰部にかかる負担を軽減することを目的とした体操です。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部を曲げる(前かがみ)で痛みが増強するような場合には適切な方法ではない事も多くあり注意が必要です。

マッケンジー腰痛体操の良い点は、それぞれ患者様の痛みを分類し患者様に合った内容で治療が行われる点が良い点であります。

そのため、痛みの正しい評価を行わずに体操だけを行うのは逆効果になる場合があります。

腰痛体操2

今回は腰痛体操をご紹介させて頂きました。

実際に腰痛でお困りの方はまず痛みの原因を特定することが重要であります。

当院では毎週月曜日の午後に腰痛外来を行っております。まずはご相談下さい。

2018年3月22日:自助具について

日増しに暖かくなり、早春の息吹を感じるこの頃ですが、お変わりございませんか。

今回は『自助具』をご紹介します。

『自助具』とは身体の不自由な方が日常の生活動作をより便利に、より容易にできるよう工夫された道具のことをいいます。 道具を上手に利用することで関節への負担を最小限にし、日常の生活を行うことで痛みの軽減や関節の保護・変形の予防が期待できます。

 

≪食事の際に便利な道具≫

*太柄のスプーンやフォーク、いろいろなものに巻けるグリップ

持ち手を太くすることで握り易くなります。巻くタイプのものはナイフやフォーク、ペンや歯ブラシにも使えます。シリコン製やスポンジ製があります。

*角度調節スプーン・フォーク

首と柄の両方を食べやすい角度に曲げて使えます。可動域制限による動作困難を解消することもできます。

*グリップ付きの箸・ピンセットタイプの箸・クリップタイプの箸

少しの力で使えるお箸です。

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≪着替えの際に便利な道具≫

*ファスナーボタンエイド

ファスナーの上げ下げやボタンの留め外しが楽にできます。

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*くつ下エイド

前かがみならずにくつ下を履くことができます。

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≪身だしなみを整える際に便利な道具≫

*長柄くし・ブラシ

柄が長いので頭に手が届かなくても使えます。ブラシの角度や持ち手の太さを調整することもできます。

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≪入浴の際に便利な道具≫

*長柄の洗体ブラシ自助具6

柄が長いので背中など手が届きにくいところを洗えます。

 

≪炊事の際に便利な道具≫

*刃に力が伝わりやすい包丁

柄の部分を使いやすい角度に変えられ、テコの原理で刃に力が伝わりやすく手首への負担を抑えられます。

自助具8 自助具7

≪日常生活に便利な道具≫

*リーチャー・マジックハンド

手の届かないところにあるものを取ったり引き寄せたりできます。

自助具10        自助具9

*置いたまま使えるハサミや爪切り

テーブルの上に置いたまま上から押さえるだけで切ることができます。

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*指に巻いて使えるタッチペン

指の太さに合わせてフィットし、スマートフォンやタブレットを簡単に操作できます。

*ペットボトルオープナー

少しの力でペットボトルの蓋や飲料缶のプルトップを開けることができます。

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今回ご紹介させていただいた中に何か目に留まるものはありましたでしょうか?この他にも自助具は用途により様々なものが開発されています。ご自身に合った道具を選び、楽に日常の動作を行えるようにしましょう。道具選びでお困りのことなどありましたらリハビリまでご相談ください。

自助具14

 

*日本リウマチ友の会のHPでも自助具について紹介されております。ご参考になさってください。

http://www.nrat.or.jp/jijogu.html

2017年11月15日:松葉杖について

長さは、足の小指の外15cm、前に15cmぐらいにします。幅が狭いと足で杖を蹴ったり、不安定になります。この時、杖の上部は、脇の下から指2~3本分下にします。握るところは、肘を軽く曲げて、約30°ぐらいにします。歩行時は、脇を閉めて、腕で杖を固定します。

歩行は、体重を全く足に乗せてはいけない場合は、両方の松葉杖を同時に出して、良い方の足をだします。この時、悪い方の足は浮かせて、体重を乗せていません。体重を少し乗せてもいい場合は、両方の松葉杖と悪い方の足を同時に出して(松葉杖で足に乗せる重さを調節します)、良い方の足を出します。

医師から、悪い方の足にどれだけ体重を乗せていいかという指示を、必ず守ってください。松葉つえ

2017年9月26日:正しい靴の履き方について

朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくなりましたが、お変わりございませんか。

秋と言えばスポーツの秋、外出する機会も増えてきますね。

 

今回は、正しい靴の履き方について紹介したいと思います。

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正しい靴の履き方

①腰を掛ける

腰掛の高さに注意する

②靴ひもやマジックテープを緩める

履き口を大きくして足を入れやすいように準備する

③踵を踏まないように足を入れる

靴べらやリーチャーを利用し、無理のない姿勢で行う

④靴に踵を合わせる

⑤靴ひもやマジックテープで固定する

靴べらやリーチャーを利用し、無理のない姿勢で行う

つま先の方から足に合うように調整していく

 

参考にして頂き、快適な屋外活動を過ごしてくださいね。

2017年7月3日:関節保護について

ひまわりが日に日に背を伸ばすこの頃、皆様お元気にお過ごしでしょうか。

今回は、関節保護についてご紹介したいと思います。

関節保護を実践することによって、痛みを和らげたり、変形の発生を遅らせたり、身体機能が維持できるようになります。

 

関節保護の原則

  • 痛みを誘発したり強めたりする姿勢、動作などを避けましょう。

・布団、マット:身体が沈まない程度の硬さにして、背骨が曲がりすぎるのを防ぎましょう。

・枕:低めのものを使い、首の骨が曲がりすぎるのを防ぎましょう。

・掛け布:温かく軽いものを使い、掛け布の重みで変形が助長されるのを防ぎましょう。

・椅子座位:背もたれが高くて垂直な椅子に深く正しく腰掛けましょう。

・立位:直立位を心がけ、両脚に平均して体重をかけましょう。

・歩行:腕に力を入れずに、両手を自然に振りましょう。引きずり歩行を避けましょう。

・小さな関節や筋肉に負担をかけず、出来るだけ大きな関節や強い筋肉を使いましょう。

・片側だけに負担をかけず、両手で動作を行いましょう。

・関節に無理のかからない動き方や手(指)の使い方を習慣付けましょう(例えば、中腰での作業、強  い握りなどを避けることなど)。

・動作や活動が苦痛になったときは、直ちに中止しましょう(苦痛になっても途中で中止できない動作や活動は、あらかじめ避けるようにしましょう)。

 

  • 関節破壊や変形を助長する姿勢、動作などを避けましょう。

 

  • 安静と活動のバランスを考慮しましょう(安静は必要ですが、動くことも大事です)。

・十分な睡眠をとりましょう(昼寝も含めて)。

・終日まったく動かないのは良くありません。無理のない範囲での活動は行いましょう。

・仕事中は、小刻みに短時間ずつ休憩をとりましょう(体力の消耗を防ぎながら、耐久性を付けることにつながります)。

・同一姿勢を長時間にわたってとらないようにしましょう。

・努力を強いる動作や活動を避けましょう(関節破壊防止にもつながります)。

 

  • 関節保護や体力消耗防止に役立つ、自助具・市販の器具・装具を用いることも良いです。

 

  • 心身のエネルギーの不必要な消耗を防ぎましょう。

・家族の適切な援助や協力、思いやりは、何にも増して精神的安定につながります。

・明るく楽しい雰囲気作りを心がけましょう(壁やカーテン・家具の色、家族との会話など)。

・合理的に動けるように、物の配置や家屋構造を考えましょう。

 

では、具体的に、日常生活で避けたい動作を10項目ご紹介いたします。

 

1. 首に合わない高い枕を使う。

2. 膝を曲げて寝る。

3. 正座をする。

4. 和式トイレを使用する(低い椅子の使用)。

5. 床からの立ち上がり。

6. 長距離歩行をする。

7. ハイヒールなどの踵の高い先細りの靴を履く。

8. 買い物袋をたくさん持つ。

9. 手拭いや雑巾を絞る。

10. ひねり蛇口の開閉。

 

あくまで一例です。また、避けたい動作は患者様ごとに様々でもあります。

是非、関節保護を実践して頂き、リウマチの進行を防いでください。

暑さ厳しき折り、皆様のご健康をお祈りいたします。20170703

2017年5月19日:リウマチ体操 下肢編

GWも過ぎ日中の寒暖差の大きい時期となりました。皆様、体調などいかがでしょうか?

今回は前回のリウマチ体操 上肢編に続き下肢編をご紹介致します。

リウマチ体操は、基本的に“等尺性運動”と呼ばれる関節を動かさずに筋力を増やす方法で行います。そのため関節に負担をかけずに行うことができます。無理な動作や、誤った姿勢で行った場合、等尺性運動として有効でないばかりか、逆に関節に負担をかけてしまう事があります。そのため、「正しく」「ゆっくり確実に」を意識する必要があります。

 

実際に行う時のポイントは

関節が動く範囲までしっかり動かし静止する 関節の状態は人それぞれなので、ここまで動かす、という決まりはありませんが、今動かせるところまでしっかり動かしましょう。

②痛みがあらわれる手前まで動かす 痛みや腫れがあるときに、無理をして動かすと、炎症を進めるもとになり関節によくありません。治まってから動かしましょう。

③翌日に痛みや疲れが残らない程度に行う 頑張りすぎて疲れや痛みが出てしまうと、かえって関節に負担をかけてしまいます。疲れをためず、毎日少しずつ続けることが大切。

リウマチ体操(下肢)

※すべての体操を行う必要はありません。

どの体操を何回行うかなど主治医、リハビリスタッフへご相談下さい。

 

1.足首の運動

足部を左右同時に起こしたり伸ばした状態でそれぞれ3~5秒保持する。

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足首を左右同時に起こし35秒保持

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足首を左右同時に伸ばし3~5秒保持

 

2.大腿四頭筋セッティング

膝蓋骨(膝のお皿)を体の方に引き上げるように膝を伸ばした状態で5秒保持する。

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  膝の下にタオルをまるめた物などを入れると行いやすい

 

3.腰上げ

膝を曲げて腰を上げた状態で3~5秒保持する。

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  枕などは使わずまっすぐに寝た状態で行う

 

4.足を開く運動

両大腿部に紐をかけ、膝蓋骨(膝のお皿)を上に向けた状態で両足同時に外へ開き

5秒保持する。

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    膝蓋骨(膝のお皿)を上に向けたまま行う

 

  1. 足を上げる運動

紐を足首にかけ膝を伸ばした状態で左右交互に拳上しそれぞれ5秒保持する。

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   つま先を上に向けて行うと効果的

 

  1. 膝を曲げた位置での屈伸

椅子またはベッドに座り、足首に紐をかけ左右交互に前後方向へ動かした状態で

それぞれ5秒保持する。

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  1.        紐を二重にして行う

 

 

紐の長さは8090㎝くらいの太くやわらかな材質のものを用意し、両端を結び合わせたものを使います。

 

*引用・参考元:日本リウマチ財団 家庭でできるリウマチ体操

 

筋力を維持・向上させる事は関節にかかる負担を軽減します。

それにより痛みの軽減や活動的に動くことが可能となり日常生活をより豊かなものにしてくれます。

毎日少しずつ無理のない程度に行い充実した生活を送ることができるよう願っています。

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2017年3月31日:椅子に座ってできるリウマチ体操(上肢)について

寒さも緩み、からだを動かしやすい季節になってきました。

今回は関節リウマチの方におすすめの『椅子に座ってできるリウマチ体操(上肢)』をご紹介します。

関節リウマチは症状によって関節に強い痛みも出てくるため、その関節を動かしにくくなりがちです。炎症状態や悪化している状態は別として、痛いからといって関節を動かさないでいると、血液の巡りも悪くなり筋肉量が落ちたり、関節を動かせる範囲を狭めてしまいます。リウマチ体操はそういった状態を予防したり、筋肉量を維持し、関節変形の進行を防ぐためのものです。できるだけ毎日無理をしない範囲で続けましょう。

 

《リウマチ体操の効果をより上げるためのポイント》

・ひとつひとつの動作を正しく行う

・ゆっくり確実にできるだけ大きな動きで行う

・からだを温めた後に行う

 

【リウマチ体操(上肢)】 各5~10回程度を目安におこないましょう。

・腕を上げる運動

前ならえをした状態で、5~10秒保持した後、この位置より上方へ腕を上げる。側方へも腕を広げる。taiso01

・肩をねじる運動

小さく前ならえをし、前腕(肘から先)を外へ開き3~5秒保持する。

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・前腕(肘から先)を回す運動

小さく前ならえをして、手のひらを上に向けるように回し5~10秒保持する。反対に手のひらを下に向けるように回し5~10秒保持する。taiso03

・手首の運動

手首を左右同時に起こして3~5秒保持、反対に手首を左右同時に下げて3~5秒保持する。

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・手指の運動

指をできるだけ大きく開いたりぎゅっと握ったりした状態で、それぞれ3~5秒保持する。taiso05

・肘の屈伸運動

紐を手首にかけ、前後へ動かして5~10秒保持する。左右交互におこなう。taiso06

*引用元:日本リウマチ財団 家庭でできるリウマチ体操

運動量の目安は翌日に痛みが残らない程度といわれています。翌日疲れたり痛みが残るようなら運動の程度を落として運動するようにしましょう。どこをどれくらい動かすかの自己判断が難しい場合は主治医やリハビリスタッフにご相談ください。また全ての運動が一度にできなくても部位ごとに分けて家事や仕事の合間に毎日の習慣として行うことを心がけましょう。

2017年1月4日:ウォーキングについて

明けましておめでとうございます。本年度も宜しくお願いします。

今回のテーマはウォーキングについて・・・

 

【ウォーキングの効果】

①心肺機能の向上(血流改善)

②自律神経のバランス向上(脳の活性化)

③生活習慣病の改善(糖質、脂肪の燃焼)

④ストレス解消、骨粗鬆症の予防 など

 

一般的には男性8500歩(6㎞前後) 女性 8000歩(5.5㎞前後)が目安ともいわれます。しかし、ただ歩けば健康に良い、筋力が付くとも限りません。関節リウマチや変形性関節症、心疾患など状態を悪化させる場合がありますので医師に相談し、適切な運動に努めましょう。

 

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2016年11月7日:杖(T字杖)のお話

杖の高さ調節は、立位になって、足の小指から15cmぐらいの所に杖をつきます。その時、肘が30度ぐらい曲がるように合わせます(重度の円背のある場合等、姿勢によって合わせ方が違ってきますので、病院等で相談して下さい)。

杖をどちらの手で持つかですけれども、例えば、右の膝が痛いときは、左手で持ちます。左の膝が痛いときは、右手で持ちます。このように、痛い方の足と反対の手で杖を持ちます。

歩き方は、3点歩行と言って、杖→痛い方の足→痛くない方の足の順番で歩きます。慣れてくると、2点歩行、杖と痛い方の足を一緒に出す→痛くない方の足の順番で歩くのを試してみてもいいと思います。%e6%9d%96

2016年9月14日:靴の選び方、足に合う靴の選び方について

朝夕涼しくなってまいりました。

外へ出る機会も増えますね。

今回は、靴の選び方、足に合う靴の選び方について紹介します。

 

靴の選び方

・つま先が少し反り返っているもの

・土踏まずのところが硬いもの

・踵をしっかり包み込むもの

・足に合うように調整できるもの

・靴底が滑りにくいもの

 

足に合う靴の選び方

・踵の大きさがあっている

・甲の高さと幅があっている

・つま先に1㎝位の余裕を持たせる

・けり出した時に足と靴の曲がる位置があっている

・くるぶしに履き口があたらない

・安定感がよい

参考にして頂いて、過ごしやすい秋を楽しんでくださいね。walking

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